アートセラピー風景構成法の中に描かれた無意識の【がまんと自由】犬とうさぎを解釈すると……

 

こんにちは。

アートセラピーの中でも特に風景構成法に魅力を感じ、学びを続けています。

 

前回のブログで土手にしがみつくように生える草木の絵を掲載しました。

同じ絵の中にもう一つ面白い組み合わせがあったのでご覧ください。

 

前回の記事はこちらになります↓

風景構成法 母親との関係から描かれた【しがみつく小さな木とタンポポ】

 

 

記事内目次(クリックでジャンプ)

風景構成法の中に描かれた犬は隠して生きてきた心?

 

毎回驚くのですが、無意識に描いてしまうアイテムの中に、心の中をのぞくヒントが詰まっているものです。

 

 

これは、左上に描かれた家と犬です(犬小屋ではなくて民家です(^^;)。

家の前につながれた犬が座っています。
太い杭がしっかり地面に打ち込まれているのが印象的ですね。

 

犬は、古来から共に生きてきた人間の友達とも言えますが、凶暴性を抑え込んだ存在と取ることもできます。

 

左上は精神世界や思想が表れる場所なので、太い杭と短いロープがなんとも気になります。

つながれて生きる悲しさと、それを振り切りたい気持ち。

 

飼われて生きる楽さが身についてしまっているけれどもこのままでは嫌だというような様子でしょうか。

 

 

かやぶき屋根の家の近くに描いたひょうきんなうさぎ

 

この絵は中央上に描かれました。
かやぶきの屋根とはずいぶん古風ですが、周囲に花が咲いています。
そして、ウサギがしっかり耳を立て、爪先立ちしていますね。

 

ウサギは野に生きる素早い生き物ですよね、小さくても自由で、自分の力で生きています。

これは中央上に描きました。

 

ちょっとふざけたような余裕のある感じがします。

「私はどこにいても平気なのよ」とでも言っていそうです。

こういう風に生きたいものです!

 

 

アートセラピーで絵を描くのが恥ずかしいとためらっている方へ

 

今回は、家と動物が2対の形を取って風景構成法の絵の中に表れました。

無意識でやってしまうことに、こんなに強いメッセージがあるとは驚きです!

みなさんは、私の絵を見てどんな感想を持たれましたか?

 

本当におもしろい表れ方をすると毎回、我ながら感心するのですが。

みなさまの中には、絵の内容ではなくて技術の方で……。

 

私の絵をご覧になって、「上手じゃないのね」

とがっかりされた方はいらっしゃいますか?

 

こんなのでいいのね♪と、安心された方もいらっしゃるでしょうか?

 

自分で言うのもなんですが、アートセラピーで絵を描くときに、上手下手は関係ありません!

分かりにくい絵になってしまった時には、セラピストに言葉で説明すれば大丈夫です。

 

私は、絵が楽しくなってきたので少し練習を始めました。

これは完全に自己流でやっています。

 

高校を卒業してから、何十年も描いていなかったのに、楽しめていますよ。

子供の頃を思い出します♪

 

次の記事では、「アートセラピーと絵の上手下手について」をメインに、私の絵の練習法についてもお伝えしますね。

 

 

次の記事はこちらですご覧ください。↓

アートセラピーを受ける時に絵が下手でも大丈夫なの?

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

      2021/04/18

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