アートセラピーで私の風景構成法の絵の中にアイテムとして表れた【紙の船】の解釈は……
アートセラピースクールに通うようになって、家でも時々絵を描くようになりました。
5日ほど前にも風景構成法の絵を描いてみました。
風景構成法では、まずサインペンで川、次に山、次に田んぼ、次に道、家……と10個のアイテムを順番に描いて行きます。
初めての時は、次に何を描くのかも分からないので「入れる場所がない!」と焦りながら描くことになりがちです。
それはさておき、今回の私の田んぼには、何も生えていなかったのです!
何も生えていなくて、水だけが張ってある状態の田んぼでした。
これは、「いま仕事をしていないことと関係があるのでしょうね~。」
と、言うだけにしておきます……。
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風景構成法で私の川に浮かんだアイテム【折り紙の船】
私がアートセラピーを習い始めた時期は、このままカウンセラーになる訳にもいかないなあ……と行き詰まりを感じながらも前に進みたくて仕方のない時期でした。
そんな時期に、スクールで最初に描いた風景構成法の川の上に、私は紙で作った小さな船を描きました。
それは、パッと思いついて書き加えてしまったもので、意味も何も知りませんでした。
先生はそれを見て、「船は船出、旅立ちです」と教えて下さいましたが、もう沈みかけているようにも見える灰色の折り紙の船を見て「よく、描きましたね……」と誉めてもくれました。
少し、あきれているようでもありました。
アートセラピーにアイテムとして表れる自分でも気づかない心
アートセラピーでは、私が折り紙の船をなぜか描いてしまったように、思いもかけないような物がピンッと頭にひらめいて、描いてしまうことはひんぱんに起こります。
なぜ、今日はこの絵を描いてしまったのか、なぜこの色を使ったのか……。
それを、決めつけずに楽な気持ちで考えていくのが良いようです。
隠せない心であったり、自分でも気が付いていない思いであったりもします。
これは、普通のカウンセリングでも同じですが、なんでもほじくり出して明らかにすれば良いというものではありませんよね。
自分で知らぬ間に隠してしまった感情には隠すなりの意味があるのですから、ていねいに優しく取り出す必要があると思います。
それも、適切な時期に安全な場所で。
そうです!優しく包み込んでもらえる場所や、温かく笑い飛ばせる場所で!
今から絵を描いてみませんか?それはもうセラピーですよ!
今から絵を描いてみませんか?
自分の気持ちを整理する日記を付けるような気持ちで。
子供の頃には描いていたけれど、この頃は描いていないのではないですか?
誰にも見せなくても大丈夫。
出来上がった絵を見ながら、楽な気持ちで少しだけ意味を考えてみましょう。
そして、自分の気持ちを少しだけでも認めてあげると、胸がキュンとするでしょう。
そうしたら、それはもうセラピーですよね♪
いつの日か、あなたの絵を私に見せてもらえたらうれしいです。
あの日先生は、風景構成法の絵の中の、私の紙の船を見てこう言ってくれました。
「この船を、鋼鉄の船にしましょうよ。」
その後の体験も、お読み下さい↓
風景構成法に現れた【頑張った自分を認める気持ち】稲穂のみのり
最後までお読みいただきありがとうございます。
2021/04/18